商業銀行と投資銀行との違い


 
こんにちは!びっとらべるです。

今回の記事では、商業銀行と投資銀行の違いについて解説していきます。

当ブログで主に紹介させて頂いている”IBH投資銀行×TLC”案件においても、「銀行の割には聞いたことない」といったコメントがあったりもします。

なぜなら私たちが普段からよく目にする、三井住友やみずほ、三菱UFJ等といった銀行とは種類が異なるからです。

 

私たちが馴染みのある銀行というのは、商業銀行といった分類に分けることが出来ます。

詳しく見ていきましょう!

 

商業銀行とは?

商業銀行とは、個人や法人の顧客向けに、預金や融資(貸出)、為替などの商品・サービスを提供する金融機関のことをいいます。

元々は、短期の資金を集めて、短期の貸出で運用することを主な業務とした銀行のことを指し、英国において、18世紀以降に典型的な銀行の形として発展してきました。

また、日本においては、普通銀行(市中銀行)のことを指し、通常、都市銀行や地方銀行、外国銀行など、中央銀行(日本銀行)を除く銀行の総称として用いられています。

例えば上記のような銀行が商業銀行としてよく知られていますよね。

 

投資銀行とは?

投資銀行とは、顧客企業の有価証券発行による資本市場からの資金調達をサポート、合併や買収などの財務戦略でのアドバイスを行う金融機関です。

投資銀行は、アメリカで言う「Investment Bank」の日本語訳で、一言でいうと「証券会社」です。

アメリカでは、個人投資家を相手にする会社(証券会社=Broker)と、機関投資家(運用を専業にする会社)を主に相手にする会社(投資銀行=Investment Bank)が分けて考えられるため、別々の用語になっています。

ですので、広義での投資銀行とは、いわゆる日本での証券会社と解釈してよいでしょう。

つまり、商業銀行に対して
事業法人(企業)や機関投資家、政府系機関などの大口顧客を相手に、資金調達業務(株式や債券の引き受け等)やM&A(買収・合併)のアドバリザリー業務などを行う金融機関のことを「投資銀行」と言います。

 

ゴールドマンサックスやJ.P.モルガン、シティバンクやドイツ銀行などが有名ですね。

IBH銀行も投資銀行ですので、こちらの金融機関に分類されます。

2009年より機関投資家向けにビジネスを展開してきましたが、2019年3月より小口投資家を募集してビジネスを展開することとなり、いま私たちが投資、運用することが出来るといった流れになりますね!

 

商業銀行と投資銀行との違い

商業銀行 投資銀行
業務内容 個人業務、預貸業務あり 個人業務、預貸業務なし
資本の流れ 関節金融 直接金融
従業員数 多い 少ない
給与 ほぼ年功序列 完全実力主義
ネットワーク 多い 少ない
投資収益率 外資系よりはゆるい 厳しい基準

これらが主な違いとなります。

以下で詳しく見ていきましょう。

 

業務内容

  • 投資銀行

投資先の資金調達手法の提供が仕事です。

顧客企業の有価証券発行による資金調達のサポートや、M&Aなどの財務戦略でのアドバイスが主な業務です。

投資銀行の業務内容は、商業銀行よりも証券会社に近いですし、実際に「証券会社」と呼ばれることもあります。

ここでリスクを取っているのは投資銀行ではなく、投資家であるということに留意する必要があります。例えば証券化ならば、証券は投資家の手元にあるからです。

 

  • 商業銀行

顧客から預金を集め、それを自ら判断して融資や投資を行います。

ここで預金者が商業銀行の行為に意見を挟む機会はなく、その結果預金者は何もリスクを取っていません。リスクは銀行が持っているからです。

しばしば商業銀行の人間は「堅実」、証券業界の人間が「野生的」というイメージを抱かれているのもこのためといえるでしょう。

ただし、日系証券会社は株式の売買に偏りますが、米系投資銀行はM&A、仲介業務、トレーディング業務、資産管理業務、等々、多岐に及びます。

 

資本の流れ

  • 商業銀行

間接金融と呼ばれ、バランスシートを使って商売を行います。

預金者からお金を預かれば、それは銀行の負債勘定の中の預金勘定に載ります。そして、そのお金を債務者(企業)に貸せば、それは銀行の資産勘定の中の貸付金勘定に載ります。

つまり、そのお金の所有者は、預金者から銀行へ、銀行から債務者(企業)へ移ります。よって間接金融と呼ばれます。

 

  • 投資銀行

商業銀行では、債権が不良化すれば銀行自体の資産が毀損されるため、厳格な債権管理、当局による検査が行われますが、投資銀行は直接金融と呼ばれ、フィーやコミッションのビジネスです。

企業が株式や債券を発行する場合、投資銀行は発行証券を引き受け、投資家へ転売します。

数日間、銀行が証券を保有することはありますが、すぐに投資家へ販売するから、実質的にはフィーに近い報酬体系といえます。

よって投資家から発行体へ直接、お金が流れることから、直接金融と呼ばれます。

 

収益構造

  • 商業銀行

商業銀行は企業に融資することで発生する利息が収益となります。

 

  • 投資銀行

投資銀行は株式や債券の資本市場における発行時に発生する手数料が収益となります。 根本的な違いとしては、商業銀行が自らリスクを取るのに対して、投資銀行はリスクを取らない、ということです。

また、投資銀行は、基本的に個人向け業務は行いません。「銀行」という言葉が入ってはいますが、預貸業務を行うことはありません。

商業銀行は顧客から預金を集めて、それを自らの判断で融資や投資を行います。預金者は何もリスクを取りません。

 

 

ユニバーサルバンク

おいおい、まだ銀行の種類あるのか?と思ったかもしれませんが(笑)

商業銀行と証券会社、双方の機能を備えている銀行のことです。

ヨーロッパでは一般的な銀行であり、自己勘定での投資比率も高いという特徴があります。

アメリカでも、グラス・スティーガル法という法律によって商業銀行と投資銀行の区別が曖昧となり、リーマンショックで再びグラム・リーチ・ブライリー法によって見直され、表面的には廃止されました。

香港のHSBC、シティバンクなどはこのカテゴリーに属します。

ヨーロッパや香港、シンガポールといったグローバルスタンダードな金融市場では、ごく一般的な銀行の形態といっていいでしょう。

投資銀行などは個人向けのリテール業務は行わないため、富裕層を対象とするような海外口座の大半はユニバーサルバンクと考えて間違いありません。

 

 

以上、今回の記事では商業銀行と投資銀行の違いについて解説しました。

こういった豆知識情報もこれからどんどん書いていきたいと思いますので、ぜひまたご覧いただければ嬉しいです!

 

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